宗教の授業と聞くと、「どんな授業なの?」と疑問に思う方も多いと思いますが、実は宗教(あるいは同様)の授業を取り入れている学校は少なくありません。
カトリック学校である本校は、建学の精神と教育理念に基づき、キリスト教的道徳心を養いかつ宗教的知識を深めることによって、生徒一人ひとりが健やかな成長を遂げることをねらいとしています。またそうした基盤を踏まえて、現代的な諸問題に対処する能力をつけてきます。
授業では聖書を紐解きながら、キリスト教的道徳心と宗教的知識を学びます。その上で、自ら考えて正しく善悪を判断し、自分自身を律する心を育みます。1年を通して季節やキリスト教的行事(イースターやクリスマスなど)に応じた内容や、ボランティア活動の意義などについても学んでいきます。
簡単に以下に授業内容をまとめてみました。
中1 | ミッションスクールとしての本校の建学の精神や教育理念 キリスト教に関する基本的な知識 |
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中2 | 新約聖書にみるイエスキリストの教え キリスト教的文化 |
中3 | 旧約聖書を中心とした聖書の思想の紹介 諸宗教に関する一般的な知識 |
高1 | 旧約聖書を中心とした聖書の思想の紹介 諸宗教に関する一般的な知識 (移行期間のため本年度のみ) |
高2 | 歴史的側面から見たキリスト教の流れ 諸宗教に関する心構え |
高3 | 現代の倫理と道徳的諸問題 |
宗教という授業は、何と言っても本校の最大の特徴のひとつです。難しく考えずに幅広い知識を身につけることが大切です。